- 2017.06.27
- 結婚式の豆知識
モーニングと留袖を着用する理由
当家のお父様はモーニング、お母様は留袖をご着用というお姿は、 一般的な結婚式の場でも 目になさることが 多いのではないかと思います。それが何故なのか…という事を、疑問に感じる方もいらっしゃるようです。
本日のコラムは、その理由について お伝えしていきたいと思います。
◇ 両家ご両親は、新郎新婦の衣装の格に準ずるものを着用することがマナー
新郎新婦様の結婚式の衣裳といえば、新郎様は洋装ではモーニングコート、 フロックコート、 和装では紋付羽織袴、 新婦様は洋装ではウェディングドレス、 和装では白無垢…というのが イメージされる装いかと思います。
こちらは、新郎新婦様の 正礼装にあたります。
当家のご両親も、それに準ずるものを着用することが 一般的です。
その場合は、お父様はモーニングもしくは紋付羽織袴、お母様は留袖もしくは アフタヌーンドレスが正礼装となります。
ゲストをもてなす側になられる衣裳だからこそ、正装でお迎えすることがマナーとなります。
正装をして礼をつくすというのは、この日の為にお越しになる “ゲストに対する礼儀と感謝の表れ” でもありますので、おふたりの大切な日の装いだからこそ、 ご両親はモーニングと留袖でゲストをお迎えすることがお勧めです。
◇ 両家・両親のバランスを取ることが重要
ご両親が略礼服となりますと、「平服でいらしてください」との ご案内がない限り、ゲストの方が“格上”の装いになる 可能性があり、ゲストにも失礼な印象を与えます。
また、バージンロードを新婦のお父様が歩くためにモーニングを着用し、新郎のお父様は略礼服…
または、新郎のお母様は留袖、新婦のお母様はゲストドレスやスーツ…
ということも 両家のバランスを考えると 両家に「格」の差ができてしまうため お勧めできません。
両家の衣裳の意味、バランスも併せてご検討頂き、大切な結婚式の一日を新郎新婦様だけではなく、ご両家ご両親も安心してお迎え頂きたいですね。
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