- 2019.11.28
- 結婚式準備
【贈り分け】ゲストに合わせた引出物選び
引出物とは、ゲストからいただくご祝儀のお礼として両家から渡す記念品です。結婚式には、親族や友人、会社の人など色んな方が来るので、引出物選びに頭を悩ませる方も多いんです。「喜んでもらえる引出物って何?」「親族や上司への引き出物マナーってあるの?」と色々と気になってきますよね。今回は、誰でも簡単に引出物を選べるようなポイントをご紹介します。大切なゲストに感謝の気持ちが伝わるような引出物を考えてみましょう!
引出物とは…
引出物とは一般的には、メインの品 + 引菓子 + 縁起物の3点のことをいいます。よくメインの品のことを引出物と呼びます。まずは、一番主体となる贈りものである、メインの品および引出物について詳しくご紹介します。
検討時期は?相場は?
引出物については、結婚式の【 約4ヶ月前 】に式場から引出物のカタログが渡されます。たくさんの商品の中から選ぶようになるので、この時期から少しずつ検討していきましょう。
引出物の予算相場は、ご祝儀に応じており、金額はご祝儀の1割程度といわれます。
- 友人 3,000円
- 親族・上司 5,000円
- 主賓 10,000円
- 夫婦 5,000円
〈 贈り分け〉をしてみましょう!
贈り分けとは、ゲストの好みやご祝儀の金額によって、贈るものを変えることです。昔は記念品という考えのもとに全員に同じものを贈っていましたが、最近はこのような傾向があります。そのため、ご祝儀の金額・ゲストの立場や好みによってグループに分けて考えるとよいでしょう。一般的なグループ分けは〈 上司・主賓・友人(男性)・友人(女性)・親族・ 親御様〉となります。各グループごとの特徴やオススメグッズを参考に選んでみましょう。
グループ① 上司
上司は、ビジネスシーンや自宅で使えるもの、また家族がいる方には親族同様ファミリーグッズがオススメです。その他、趣味に合わせた贈り物も気遣いとして素敵かもしれません。
- ネクタイケース
- シューケアセット
グループ② 主賓
主賓は、これからもお世話になる方としてふさわしい格式の高い上質感のある品を贈りましょう。
- 酒器
- 伝統工芸品
上司や主賓の引出物で選ぶとNGなもの
- 履物〈 靴下・サンダル 〉
「踏む」「足蹴りにする」のように、上司を踏み台にすることを連想させてしまうため。 - 筆記用具〈 万年筆・ボールペン 〉
「これを使ってもっと勉強しなさい」という意味になってしまうため。
グループ③ 友人(男性)
男性は、 日用使いできるものが好む傾向があります。特に、ビジネスグッズが選ばれることが多くあります。また、自分では買わないけれどもらったら嬉しいような、少し贅沢なタオルや食器も喜ばれるでしょう。
- ボールペン
- タンブラー
- 折りたたみ傘
グループ④ 友人(女性)
女性は、年齢によって好みが変わっていきますが、いずれにしても美容グッズは人気の品です。また、女性にも男性にも当てはまりますが、自分で買わないようなグッズは喜ばれます。
- 高級メイクブラシ
- バスグッズ
- スキンケアセット
グループ⑤ 親族
親族は、家族で使えるグッズがオススメです。食器もペアであったり、ファミリーで使えるセットのものがよいでしょう。また、これからもお付き合いのある方々なので、常識的なギフトを贈りましょう。
- 食器
- タオル
親族の引出物を選ぶ時の注意点
親族の引出物については、親族間で何かルールや取り決めがある可能性もあります。また、地域の風習によって贈るものが決まっているかもしれません。これからも末永いお付き合いのある親族なので、失礼がないように引出物を選ぶ時は、ご両親などに相談されると安心です。
グループ⑥ 親御様
新郎新婦が主体で特に親御様から予算の援助などされていない場合は、引き出物を用意する場合があります。
親御様も披露宴の主催者として、予算を援助されている場合は、引出物は用意しません。代わりに感謝のお気持ちとして、記念品を用意して贈呈される方もいらっしゃいます。
- 花束
- ウェイトドール
- 三連時計
- 子育て感謝状
https://www.original-wedding.jp/6053/
引菓子・縁起物は必要なの?
引菓子はゲストのご家族への手土産♪
引菓子は、結婚式に来てくれた方へというよりは、その家族にお料理のおすそ分けという意味合いから贈ります。予算はおよそ1,000円です。バウムクーヘン・デニッシュ・チョコレートやクッキーなどお菓子の詰め合わせなど、どなたでも美味しく召し上がっていだけるお菓子が人気です。食品なので、消費期限や内容量を必ずご確認ください。
縁起物をプラスして縁起の良い数に!
引出物と引菓子の2品という割り切る数字は縁起が悪いということから、縁起物を加えて3品とすることもあります。価格はおよそ1,000円です。縁起の良い食べ物の鰹節・うどん・お茶漬けが人気です。地域によってしきたりや習慣が異なりますので、あらかじめ親御様ともご相談されると安心でしょう。
引出物を注文しましょう!
引出物の注文は、結婚式の【 1ヶ月前 】です。ゲストからの招待状の返信が届き、人数が確定するので、そこから注文をするようになります。
ゲストのために贈り分けをしたり、物を選んだりすることは、ゲストの目線からすると「色々考えてくれたんだ」と、おふたりの気持ちが伝わるきっかけになります。ゲストに対して感謝を伝える場である結婚式で、その気持ちがどうやったら伝わるのか考えて、引出物をお選びしましょう!
聖ペトロ教会では、結婚式の1ヶ月前に料理の打合わせがあります。料理へのこだわりを直接シェフと話すことでダイレクトに反映できるのが一番の魅力★フレンチ料理の試食と挙式体験が同時にできるオススメフェアにぜひご参加ください♪