南蔵王・聖ペトロ教会

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世界に誇るステンドグラス

世界に誇るステンドグラス

【出会い】

1994年 ヨーロッパの西の端、アイルランドの古都キルデアの丘に立つ古い教会で「このステンドグラス」と初めて出会いました。

1893年に建立されたその教会、”セント・ペトロ・チャーチ”を訪れ、聖堂に一歩足を踏み入れたその瞬間、目に飛び込んできたのは、薄暗いグレーの壁に埋もれた、鮮やかな黄金の光でした。

 

【Road to 福山】

煌びやかな光に彩られたメインステンドグラスは、19世紀の名匠”ヒートン・バトラー&ベイン”の工房で製作されたと言い伝えられています。

また、両サイドの美しい女性が描かれたステンドグラスは、あの「アーツ&クラフツ運動」で有名なウィリアム・モリスの工房の作と言われています。

加えて、両側廊上部にある6枚のステンドグラスは、聖書物語の登場人物を象り、聖堂の雰囲気を一層引締めてくれています。

いずれも素晴らしい価値を秘めており、日本への移送の際、アイルランド文化庁の指示で一時的に国外持出禁止の措置を受けたほどです。

しかし、アイルランド大使館をはじめ、多くの方々のご援助、ご尽力により、1996年、福山の地に”南蔵王・聖ペトロ教会”の象徴として第二の生を受けたのです。

 

 

【第二の生~そして今】

こうして、彼の国の至宝は福山に無事もたらされました。

皆様に祝福された聖ペトロ教会のオープニングセレモニーには、福山市長さんと共に、アイルランド政府商務庁長官デクラン・コリンズ氏がお祝いに駆けつけてくださり、更に、アイルランド国営放送(IRE)が、4人のクルーを派遣し特番を作って下さいました。

▪ 1996年2月 右:アイルランド政府商務庁長官デクラン・コリンズ氏(当時)

 

たくさんの方々の結集された思いは、4,000組を超えるペトロ卒業生のご夫妻に引き継がれています。

皆さんも、聖ペトロ教会の聖堂に入られた際には、遥かな時空を旅して来た、これらステンドグラスに注目してください。

 

挙式について

 

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