結婚式場のスタイル４つ！メリットデメリットとは？

結婚式のスタイルには「キリスト教式」「人前式」「神前式」と、挙式を行う場所（チャペル・ガーデン・神社など）や衣裳（タキシード・ウェディングドレス・紋服・白無垢など）の違いによってスタイルが違いますよね。

 

意外にも知られていないのですが、実は結婚式を検討するにあたりまず最初に検討するべきことが、【結婚式場のスタイル】です！
会場の雰囲気と見積りで結婚式場を決定する方も多いのですが、「どんな結婚式を叶えたいのか？」は結婚式場のスタイルによって大きく変わってきます。大切なご結婚式が素敵な一日となりますよう、結婚式場のスタイルの特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

結婚式場のスタイル４つ

４つのスタイルはこちらです。
１. ゲストハウス
２. 専門式場
３. ホテル
４. レストラン

大きくわけてこの４つに分類されます。聞いたことがあるものもあるのではないでしょうか？順番にご紹介いたします。

１. ゲストハウスについて

■ 特徴
結婚式を行うチャペルと披露宴を行うパーティ会場が１つずつあり、１日に１組もしくは２組の結婚式が行える。

◎メリット
① 貸切で使えることが多く、新郎新婦もゲストもゆったりと過ごすことが出来る。
② 自由度が高く、希望が叶いやすい。
③ プランナーが専任制で、初めての会場見学・結婚式の打合せ・当日とずっと変わらない。

△デメリット
① １日に行える結婚式が限られており、人気のシーズンは早めに申し込まないと日程の空きが無い。
② 駅から離れた場所にあることが多い。
③ ガーデンがある所が多いが、雨天の場合は使えない。

 

２. 専門式場について

■ 特徴
結婚式を行うチャペルが１～２、披露宴を行うパーティ会場が２～４ほどあり、１日に沢山の結婚式が行える。

◎メリット
① １日に沢山の結婚式が行えるため、希望の日程を予約しやすい。
② 敷地内に挙式会場・披露宴会場が複数ある為、好みの会場で結婚式が出来る。
③ 会場が沢山あるため前撮りを行う場合には、様々な雰囲気の場所で撮影が出来る。

△デメリット
① 他の新郎新婦やゲストと合ってしまうことがあり、プライベート感が少ない。
② 着付室やクロークを共同で使うことがある。
③ プランナーは打合せのみ行い、式当日は挙式担当、パーティ担当のスタッフに引き継がれる分業制のため、当日はプランナー不在の事がある。

 

３. ホテルについて

■ 特徴
チャペルだけではなく、神殿がある会場が多く、挙式スタイルを自由に選ぶことが出来る。宿泊が出来る為、遠方のゲストがいらっしゃる方に選ばれる事が多い。

◎メリット
① 駅からのアクセスが良い。
② ゲストの宿泊先として利用できる。
③ 質の高いサービスを受けられる。

△デメリット
① 宿泊や宴会がメインとなるため、結婚式以外の利用者も多く、プライベート感が無い。
② 利用ルールがあり、演出や装飾に制限があることがある。
③ 専門式場と同じようにプランナーは打合せのみ行い、式当日は挙式担当、パーティ担当のスタッフに引き継がれる分業制のため、当日はプランナー不在の事がある。

 

４. レストランについて

■ 特徴
お料理をメインにしたい方に選ばれ、会食中心の進行内容にすることが多い。

◎メリット
① 好きなお店など、好みの雰囲気のレストランを選べる。
② レストランならではのお料理を楽しめる。
③ 結婚式後も記念日など、食事に訪れることができる。

△デメリット
① 挙式会場が無かったり、シンプルなつくりになっている会場が多い。
② 結婚式が専門ではない為、親族控室や着付室など結婚式用の施設が充実していないことがある。
③ ゲストによっては、カジュアルに感じられることがある。

 

いかがでしょうか？
結婚式選びで大切なのは「新郎新婦がどんな一日を過ごしたいのか」「ゲストにどう過ごしてほしいのか？」を考えて、それにあった結婚式場を選ぶことです。
「まだ、結婚式のイメージが湧かない…」といった方は、ブライダルフェアに参加してみると、過去の実例や新郎新婦の希望に合わせた提案をしてくれるので、ふたりのイメージが膨らみ、方向性が決まってくるはず！

見学の際に注意してほしいのが、「ゲストハウス」と紹介してあっても実際には挙式会場や披露宴会場がいくつもあり一日の過し方は「専門式場」と同じだった為、「希望だったプライベート感が全くなかった…」と後から後悔する声も多く聞かれます！
それぞれの特徴をしっかり確認して、理想の一日を叶えましょう♪