【文例紹介】人前式オリジナルの誓いの言葉

「人前式」は、ご参列いただく皆様全員に証人になってもらい、永遠の愛を誓います。そのプログラムの一つに「誓いの言葉」があります。この「誓いの言葉」とは、新郎新婦のおふたりが、夫婦となることを誓うための言葉です。今回は、笑顔あふれる人前式を叶えるための「誓いの言葉」について、ご紹介します。オリジナルの誓いの言葉を作る際に、ぜひ参考にしてみてください。

基本的な流れ

1. 始めの言葉

ご列席の皆様への挨拶や、これから誓いの言葉を宣言するという掴みの言葉です。

本日、私たちは、ご列席くださった皆様の前で夫婦の誓いをいたします。

2. 誓いの言葉

夫婦となる誓いを読み上げます。どんな夫婦になり、どんな家庭を築いていきたいか、など決意表明をしましょう。

これから私たちはお互いを思いやり、励まし合い明るい家庭を築いていくことを誓います。

3. 結びの言葉

ご列席の皆様へのお礼や、ご両家ご親族様への挨拶、結婚の決意、など結びの言葉とします。

未熟なふたりですが、これからも温かく見守っていただければ幸いです。

4. 日付・新郎新婦の名前

挙式日の日付・新郎新婦の名前を読み上げます。

20○○年○月○日　新郎山田太郎、新婦花子

どんな内容を話すの？

これからの目標や誓い

ご列席の皆様に対して誓いを伝えたいおふたりへ。声を合わせて読み上げることがポイントです！

　本日、わたしたちは皆様の前で結婚の誓いをいたします。
　今日という日を迎えられたのも、わたしたちふたりを支えてくださった皆　様のおかげです。
　これからはふたりで力を合わせて苦難を乗り越え、喜びを分かち合い、
　笑顔あふれる家庭を築いていくことを誓います。
　未熟なふたりではありますが、どうか今後とも末永く見守っていただけれ　ば幸いです。
　20○○年○月○日　新郎山田太郎、新婦花子

お互いへの約束事

お互いそれぞれが、相手に誓いたい言葉を述べるスタイルです。新郎新婦の順に誓いの言葉を読み上げても良いですし、交互に誓いの言葉を述べても素敵ですね。

新郎

本日、私たちふたりは、皆様の前で結婚式を挙げられることを感謝し、ここに夫婦の誓いをいたします。

新婦

１、お互いの両親を大切にします。

新郎

１、いつも感謝の気持ちを忘れません。

新婦

１、笑顔の絶えない明るい家庭を築きます。

新郎

１、どんなときにもお互いを信じ支え合います。

新婦

１、ケンカをしても次の日には必ず仲直りします。

新郎

これらの誓いを心に刻み、これらは夫婦として力を合わせて新しい家庭を築いていくことをここに誓います。

20○○年○月○日　新郎、山田太郎

新婦

新婦、花子

代表ゲスト参加の誓いの言葉

ご参列の皆様にも参加してもらってアットホームな雰囲気出したいおふたりへ。ゲストからの問いかけに対して誓うスタイルです。内容はゲストに考えてもらうようにお願いして、当日のサプライズにしても楽しいですよ！お願いする方には、挙式2ヵ月前の招待状を送るタイミングに早めにお願いしておきましょう。

ゲスト

太郎さん、あなたはこれから花子さんを守り、悲しいときはそばに寄り添い、嬉しいときは共に喜び、
夫として永遠に花子さんを愛し続けることを誓いますか？

新郎

はい、誓います

ゲスト

花子さん、あなたはこれから太郎さんをいつも支え、疲れているときには笑顔で癒し、
妻として永遠に愛し続けることを誓いますか？

新婦

はい、誓います

ゲスト

それでは、おふたりに伺います。本日、おふたりはここに集まった皆様に見守られ、晴れて夫婦となりました。
今日のこの喜びを忘れることなく、ふたり力を合わせて幸せな家庭を築くことを誓いますか？

ふたりで

はい、誓います

おふたりらしい言葉で約束を誓いの言葉を考えましょう

今回ご紹介した例文だけではなく、プロポーズの言葉やご結婚にあたってのお互いの気持ちを伝えられると、よりおふたりらしさを演出できますし、お相手の大切さを実感できる特別な時間になると思います。おふたりの心にも、ご参列の皆様の心にも残るような「誓いの言葉」を、ぜひ考えてみてください！
また、当日緊張しないよう、事前におふたりで練習しておくこともおすすめです。聖ペトロ教会では、挙式の1週間前からリハーサルを行っています。当日を見据えた事前練習で、結婚式に対しての心の準備もサポートさせて頂きます！